事故を未然に防ぐ職場作り
若手のヒヤリハットが多い、ベテランの不安全行動がなくならない。
といったことはありませんか?
また、対策として増やしたルールで混乱していませんか?
このような症状には原因があり、原因に対して手を打たなければ症状はおさまりません。
本サービスの特長
本サービスは、「安全の可視化」により不安全の予兆を見つけた職場や作業について、定量的な測定分析を行い、不安全行動を根本的に対策する、改善計画の立案と実施を支援します。
・安全で生産性の高いレイアウトへの改善
・作業手順やルールの改善
・機器改善の要件定義書の作成
関係部署への説明、現場作業者の巻き込み、改善活動の効果測定など、安全事務局の運営を支援します。
取り組みの必要性
労働災害が発生するとルールを増やして対処することがあります。
しかし、ルールを守ろうとする意欲は、職場全体の安全に貢献する行動にマイナスに働くという調査研究もあります。
ルールを増やすのではなく、根本原因を探して改善することが必要です。
本サービスは、根本原因を探して改善するために、
職場で起こる「出来事」を「先行刺激」「行動」「結果」に分けて定量評価します。
この時、行動分析学では、結果は将来の行動に影響する、と考えます。
例えば、ある職場のAさんが、作業中にミスをしたとします。
上長はAさんを叱責し、ミスを防ぐための確認手順を追加しました。
Aさんは、叱責されたことで、次からはミスしないように作業するでしょう。
しかし、ミスの原因が職場環境にあったとしたらどうでしょうか。
職場環境が変わらない限り、いつかまたミスは起こるでしょう。
一方、別の職場のBさんは、上長から日頃の安全活動について、感謝の言葉をもらいました。
Bさんは今後、いっそう安全活動に励むことでしょう。
あなたの職場ではどうでしょうか?

ご利用の流れ
本サービスでは、定量評価のために実験を行います。
まず、現状把握のための1度目の作業測定を行い、定量分析します。
その結果から、アトリエで改善の仮説を立案します。
そして、作業者・管理者によるワークショップを開催し、仮説を洗練します。
次に、その仮説を検証するために、2度目の作業測定を行います。
その結果を分析して、改善仮説が効果的であるかを判断します。
1回の測定の流れは以下のようになります。
測定にあたり、事業場への立ち入りをお願いしています。
難しい場合には、作業動画を撮影して頂き分析に利用します。

サービス価格
対象とする職場、作業内容、関係する作業者の人数などにより決まります。
お見積もりしますので、ページ下部の問い合わせフォームから、お問い合わせください。
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本サービスは、長岡技術科学大学 システム安全工学専攻 北條理恵子 准教授との共同研究、ご協力により実施しております。